縦断曲線
設計図書によってR=〇〇〇と記帳しているものもあるが、通常縦断曲線は単曲線ではなく、単に2次曲線であるので注意が必要である。
平面直角座標
一般に公共座標と呼ばれているものです。一等三角点を結ぶような測量では、地球の地形を考慮した測量を行いますが、一般の公共測量では、地球の表面を平面とみなして測量を行います。測量(土木)の分野では数学座標とは違い、縦がX軸、横がY軸になります。
また、球面を平面と考える時に、X軸方向(南北)では長さが等しくなりますが、Y軸方向では東西に離れるにしたがって距離のひずみが大きくなります。(ガウス・クリューゲルの投影法を用いている。)その為、日本全国は19の平面直角座標系に分かれており(座標系の境界は経緯度ではなくて、県境で行います。)距離測量(トラバース測量など)を行う際に施工範囲内のY軸の値によって求めた縮尺係数を実測に掛けると言った補正を行う必要があります。(一般な話であり、地域、現場によっては例外あり。)